部屋の片づけをしていたら、こんな物が出てきました。
いんたんは生後6ヶ月から小規模保育園に通っていました。
ここは2歳児までの園だったので、3歳児からは違う保育園に。
2歳児クラスの途中から加配をして頂いていたこともあり、次の園へ引継ぎ書を書いてくださいました。
総合所見 |
園生活全般を集団で過ごすことは本児にとっては苦痛である様子。現在、興味のあることは集団に入り楽しく過ごし、興味のないときには集団を離れ保育士と個人的に関わり楽しんでいる。しかし、音楽に合わせて体を動かしたりすることを好むので、今年度の運動会や生活発表会ではみんなと同じ衣装を着て踊ったり積極的に参加する姿が見られるようになってきている。言葉や動きなどを模倣することができるので、友だちや保育士を見て真似ることが増えてきている。騒がしいことが苦手で大きな音や声にも敏感である。特に子どもの大きな声を聞くと叩きに行ったりして嫌なことを行動で伝える。少しずつ友だちにも興味を示し始め手をつなごうとしたり、友だちを指さして名前を聞いてくることもある。また、周囲にとっても本児が良い影響を及ぼしているようで、本児にやさしく接する姿も見られクラスの一員として受け入れられている。 |
食事 | おやつや食事を見てしまうと食べようとするので、本児の席の隣に保育士が寄り添い全員が揃うまで、歌を歌ったり手遊びをすることで待つことができる。白米を汁の中に入れて食べることを好む。パンは苦手。自分の食べたいものがなくなると「おかわり」と伝えることができる。もらえないと、食器を投げたりすることがあるので注意する。 |
排泄 | 尿意や便意を感じるとズボンやおむつを脱ごうとするので、そのタイミングでトイレに一緒に行くようにする。トイレなど狭い空間で混雑するとトラブルになりやすいので、他児と時間差をつけてゆっくりと排泄に行くようにすると落ち着いて排尿することがある。排泄物を手で触ることがあるので見守る必要がある。 |
着脱 | 声掛けや見守りのなかでおむつやズボンは着脱することができる。シャツなどの上衣は援助や配慮が必要であるが、頭を通してあげると腕は自分で通そうとする。 |
遊び | 絵具やのりの感触を好み、集中して取り組むことができるが、終わることができないので本児が十分に楽しめるよう時間の調整を行う。また、本児の興味のあることを行うと、そちらに気持ちが傾き終わることができる。ブロックなどを共有することが苦手なので、保育士が傍らで友だちとの仲立ちをすることで仲良く遊べる。 |
運動 | 歩行を始めるのが少しゆっくりだったので、不安定さが残るので見守りが必要。体育器具を使用しての運動(マットで前転・トランポリン・平均台など)は意欲的に行い、また、友だちのしていることをよく見ているので模倣することができる。ただ、模倣が不十分なところがあるので、必ず補助が必要である。 |
睡眠 | 本児が布団の上でごろごろするするなどの行為が見られたときに寝かしつけるようにする。園生活のなかでいつもと違う環境であったり、活動があったりすると、興奮して入眠できないことがあり午睡中は保育士と関わり過ごすようにする。睡眠時間が足りないと機嫌が悪く午後の活動ができないことがあるので、保護者了承のうえ長めに睡眠をとる。 |
言葉 | 普段よりたくさんの言葉がけを行い、本児の指差しがあったときには丁寧に答えるようにし、言葉を繰り返し伝える。簡単な指示に対して行動が伴うようになってきたが、その時の気分に左右されることも多いので、本児がしようとしないときは「先生が○○するね」と声掛けをし、保育士がしている姿を見せるようにする。2語文。 |
健康 | 冬場は他児より厚着にしたり、戸外遊びの時間を少なくしたり調整している。(詳細は保護者にご確認ください。) |
その他 | 視覚刺激に弱いので、目に入ってくることに反応しやすい。目で見えていることが「できない」とわかると癇癪を起こすことがある。給食が用意されているのに食べることができない、他のクラスが戸外遊びに出掛けるのに自分は行くことができないなど。そのようなときは、別室に行くなど視覚にはいらないようにしている。 |
久しぶりに読んでみると…
大変だったんだなと。
そして、先生方ありがとうございました!
いろいろすみませんでした。
本当にいんたんの事を考えて、たくさんの配慮をして下さっていたんだなと改めて思いました。
この時から3年経ちました。
ものすごく成長した!
全てに感謝‼
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